「はははっ、倉野さんっ、あんたの皮は頂いたぞ!!」

「ひどいっ、私の皮を返してくださいっ!!」

そこには私の皮を奪って着替えた偽者がグロテスクな肉棒をむき出しにして
私の目の前に立っていた。



私は会社の帰宅途中、後ろから何者かに襲われ、気がついたら見知らぬ
部屋の中に拘束されていた。

「ははははっ、女子高生の艶々とした新鮮な皮もよかったが、あんたみたいな
大人の女性の皮も中々そそられるなー。明日、俺があんたの代わりに通勤して
やるから安心してそこで眠ってるといいぞ。」

「あっ、そうだ、これは以前剥ぎ取った女子高生の皮だよ。しばらく付けてたら
乾燥しちまってさー。もうこの皮いらないから、あんたにやるよ。」

「ちょっと・・・まって・・・その娘は一体どうなったの?」

「ああ・・・・コイツかっ・・・・・。クックックッ!!それは今にわかるさ。
じゃーな、倉野さんっ、ははははっ!!!」

私の皮を奪って、それを身に付けた偽者は床に散らばっている私の下着、ブラウス
スカートを身につけカバンを持ち、部屋から去っていった。

それ以来、彼が私の目の前に現れることはなかった・・・・・・。


−おわり−

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