今日は、お祭りの日。 私はお祭りの最中に友達と逸れてしまい、辺りをうろついていた。 「みんな、どこにいったんだろう・・・・。」 私は辺りをくまなく探したのだが見当たらなかった。 と、そのときだった・・・・・・。 「きゃっ!!!」 「ミャッ!!!」 私の顔面に何かがぶつかった。 すると私は身体の異変に気がつき、近くにある公衆トイレの 中に入り自分の姿を見ると・・・・・・・・・。 そこには・・・・・・・・・。 そこには、変わり果てた私の姿が映っていた。 髪や腕、目の色が黒から茶系の色に変色しており、手に限っては猫のような形状に なっていた。 さらに頭部には猫のような耳が・・・・・・ 尻には猫のような尻尾が生えていることに気がついた。 私はそれをみて驚愕してしまった。 「こっ、これはどういうこと?」 すると心の中で声が聞こえる・・・・・・・・。 (ミャッ〜〜!!間違えて人間に合体してしまったニャ!! 早く出ないとニャ!!) 「誰っ、しゃべってるのは?」 ボンッ!! だが、そのとき身体から音が響いて体格の良い茶色の雄猫が飛び出てきた。 猫は身体から妖気を発し、普通の猫ではないと私は直感した。 「ふぅっ〜〜、危なかったニャ〜〜!!」 猫はそういいながら、急ぎ足で走ってその場から去っていった。 そのとき・・・・・・。 「ああ〜〜いた、いた、茜音〜〜こっち、こっちだよ〜〜!!」 「ああ、いま、いくぅ〜〜〜!!!」 私は友達が見つかったのですぐに友達のもとへいった。 あの出来事はいったい何だったんだろう・・・・・・。 私はお祭りに夢中で忘れてしまった・・・・・・・。 −おわり−