山奥の研究所  第3話「着ぐるみ複製」

 

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・・この身体も結構敏感でいいじゃないか・・・・
・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・。」
 
『紫』は途中コンビニの駐車場に止まり、新しく入った身体の感度を確かめていた。
ブラウスの上から片手で胸を揉み解し、もうひとつの手でスカート、ショーツの中に
隠されている秘部を弄りまわした。
 
「はぁああああああんっ!!はぁ・・・・・・・はぁ・・・・・・・前の女子高生も
よかったけど、大人のこの女性もいいなっ。あああんっ!!」
 
すると、コンビニの中から20歳後半くらいの男女が手を繋ぎながら出てきた。
『紫』はそれを見て怪しげな笑みを浮かべて車から降りた。
 
「ちょっと、そこのお二人さん、少しこっちに来てくれるかな。」
 
「・・・・・ん?」
 
「何かしら?」
 
『紫』は二人を呼びとめ、車の近くまで来させた。そして、そのとき・・・・・・・。
 
「・・・・・・うぐっ!!」
 
「・・・・・・あぐっ!!」
 
『紫』は彼らの隙をついてチョップを与えた。彼らは一瞬で気絶した。幸いにも誰も
その現場を見ておらず、すぐに彼らを車の中に運んだ。
 
「へへへっ、これはいい実験材料だな。」
 
『紫』は車を猛スピードで走らせて自分の住む山奥の研究所へ向かった。
 
そして『紫』は研究所に着くと、気絶している二人を台車で研究所の中まで運んだ。
『紫』は彼らを部屋に監禁してその場を去った。
 
そして数時間経ったころ、『紫』は戻ってきた。手には薬品の入った注射器を持っており、
それを女性の方に注射した。
 
『紫』はその注射器で彼女の血液を採っていた。それが注射器の中にある薬品と
混ざり、化学反応を起こした。透明だった液体が一瞬だけ光を帯びて緑色の液体に
変化した。
 
『紫』は不気味な笑みを浮かべ男の方に近づいて彼の腕に注射した。
すると、彼は身体が硬直し、皮膚の上に別の皮膚が形成され、それは彼の身体を覆った。
 
そこには裸の女性がいた。それは隣にいる女性の姿と瓜二つだった。
背中にはファスナーがあり、どうやら着ぐるみのようだ。
 
「ふふふ、うまくいったぞ!」
 
実験は成功したらしい。『紫』は微笑んだ。
実は今回のこの薬品は相手の血液と混ざることにより、その人の遺伝子データを読み取り、
その人そっくりの着ぐるみを形成する作用が生まれ、誰かにそれを注射することによって
誰かの肌の上に着ぐるみを形成させることができるのだ。
 
『紫』は着ぐるみの複製に成功した。
さっそく『紫』は紫の身体を脱いで元の男の姿に戻り先ほどと同様に薬品入りの
注射器で女性の血液を採り、自分の腕に注射した。
 
すると男の肌の上にその女性の皮膚が覆い、ついにはその女性と同じ姿になることが
できた。
 
「へへへ、これがこの女の身体か。これも案外いいぞ!ああんっ!」
 
彼女に着替えたその男は、胸を揉み始め、この女性の感度を確かめていた。
 
「ああんっ、いいっ、雅美いっちゃうっ〜〜!私が一人でイッてるところ隆志に
見られてるぅー、どうしようっ、ああんっ!」
 
どうやら、記憶や能力までもが複製されたらしい。この女性の名前は雅美で
もうひとりの彼の方は隆志といい、交際して3年になる・・・・・・・・・・・
複製して創った雅美の着ぐるみを着ているその男(以下『雅美』)は脳裏に彼女の
記憶が瞬時に思い浮かんだ。
 
「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・この女の身体も結構敏感じゃないか。この男が
べったりくっつくわけだぜ。」
 
そのとき雅美が目を覚ました。
 
「・・・・・あれ、私なにしてたんだっけ?」
 
「やぁ、ようやく気がついたようだね。」
 
雅美はその声の主を見ると、驚きのあまり身体が硬直した。
 
「あ・・・・・あなたは・・・・・?」
 
「ふふふ、無理もないか。自分とそっくりな人間が目の前にいるんだからな。
俺はこの研究室の所長だ。今、君の身体を複製してできた君そっくりの着ぐるみを
着てるんだよ。あっ、もちろん、記憶や能力、性感・・・・・・・すべて君と同じ
ものだよ。」
 
「そっ・・・・・そんなっ・・・・・・・私をどうする気なの?」
 
「ん〜〜、そうだな。実験は成功したから、もう用済みなんだけど君にご褒美あげるよ。」
 
『雅美』は股間に力を入れて彼女の身体に不釣合いな大きな肉棒を出した。雅美は
それをみて驚きのあまり、口では言い表せない大きな悲鳴をあげた。
 
「無駄だよ。誰も助けになんかこないよっ。」
 
「隆志っ!隆志っ、助けてっ!!」
 
「ふふふ、隆志なら君の隣にいるよ。君を複製してできた着ぐるみを着て気持ち
よく眠っているみたいだね。」
 
「嘘よっ!あなたが着せたんでしょっ!!」
 
「まぁ、どっちでもいいや。さっそく始めるよっ。」
 
「やっ、やめてっ・・・・・・・ああああっ!!!」
 
『雅美』は雅美に馬乗りして肉棒を何度も突っついた。
 
「ああんっ、気持ちいいっ、雅美イキそうっ!!」
 
「やめてっ・・・・・・・・はなしてっ!!」
 
「ふふふ、何言ってるんだ、こういうのが好きなんだろ。君の記憶によると、
よく隆志とやってるじゃないか。それとも自分同士のセックスは嫌いかな?
あああんっ!!」
 
「ああんっ、やめてっ、お願いっ!!!はなしてええええんんっ!!!」
 
「遠慮しなくてもいいよっ、・・・・・・・・いっぱい私のジュースをあげるっ♪
はあああああんっ。」
 
「ああああっ、やめてっ、いくぅうううううううんん!!」
 
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・奇遇ね・・・・・・私もそろそろイキそうなの
・・・・・・・あなたの中、全部出してあげるわねっ!!」
 
「やっ、やめてっ・・・・・・それだけはっ!!」
 
「もっ・・・・・もう遅いわっ・・・・・・・あああっ・・・・・・いくううううう
ううっ・・・・・・・ああああああっ!!!!」
 
シャアアア〜〜〜!!!
 
『雅美』は精液をすべて雅美の中に出した。
 
「あわわわわわっ・・・・・・・。」
 
雅美は身体が震え始めた。
 
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・全部入ったみたいだな。これで妊娠確定だな。
へへへ。まぁ、でも怨まないでくれよ。」
 
「・・・・ひっ・・・・・・・ひどい・・・・・・。」
 
「何いってるんだ!自分同士のセックスじゃないか。俺は悪くないぜ。さてと用も
済んだし、片付けるとするか。いくぞっ、女!!」
 
「いやっ、はなしてっ、誰か助けてっ・・・・・・・!!」
 
『雅美』は雅美を連れてその場を去った。そして雅美は薬を飲まされて息絶えてしまった。
 
 
 
 
―第4話へつづく―
 
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